ここから読み上げブラウザ用のメニューです ニュースへジャンプします おしらせへジャンプします メインメニューへジャンプします 読み上げブラウザ用のメニューの終わりです
ここからメインメニューです

『教育と医学 2025年7.8月号』<バリアフリー絵本の世界(37)>『声がでるハイブリッド絵本 こねこが』登場!

長い間大手出版社のベテラン編集者として、たくさんの子どもの本を世の中に送りだされてきた萩原由美さんが、ご自分の児童書出版社「めくるむ」を2020年立ち上げられました。お名前の「めくるむ」は、本を「めくる」+やさしくつつみこむの意味の「くるむ」に由来する造語だそうです。また、成長していく「芽」である子どもをやさしく「くるむ」ことも意味して名づけたそうです。
「めくるむ」では「めくりんく」という読書支援アプリを開発され、音声が出るシステムをこの絵本に使用されています。「めくりんく」は無料ダウンロードが可能なアプリです。(詳細は以下のHPを参照。https://mekulink.com/

QRコードなどは「コードの場所」を、スマホでかざさないとならないのですが、「めくりんく」は、ページのどこでもスマホをかざすと音声で読み上げます。
『ハイブリット絵本 こねこが』の場合は、見開き左ページでテキストの音声読み上げ、右ページで絵が見えない見えにくい子どもたちのために、絵の解説を音声で聴けます。
絵本は大きい人たち(大人)が小さな人たち(小人)に読んであげる文化でもあるので、音声はAIの自動音声ではなく、人の声が使われています。
「めくりんく」には、まだまだ今後の発展や可能性がたくさん秘められており、楽しみです。

編集:教育と医学の会 発行:慶應義塾大学出版会
https://www.keio-up.co.jp/kyouikutoigaku/
隔月刊 発売日:[紙版]偶数月27日 [デジタル版]毎奇月1日
価格:[紙版]840円 定期購読:年4,650円(税・送料込)[デジタル版]760円

今号の特集は「子どもたちの放課後の今」

子どもたちの放課後は今、かつての姿からは想像もできないほど様変わりしています。いろいろなか角度から「今の子どもたちの放課後」が報告され、論じられています。