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風の会文庫

本を通じて「障害」を理解してほしい

風の会文庫は、障害をテーマとする絵本、児童書、マンガなど、現在約1100冊を所蔵し、地域(松江市近郊)の小中学校児童館などに貸し出しています。

風の会文庫

風の会文庫の始まりは「映画」だった。30年位前のことになる。障害のある子の母親たち+友人が一本の映画と出会い、上映会を行った。その映画のカメラマンからの依頼を受け、立て続きに上映会をする羽目になった。最初の映画が「風とゆききし」次が「風の吹いてくる街」。ご縁で私たちの会のネーミングは『○○上映実行委員会』から『風の会』となった。

なんとなく松江市の福祉関係の中で目立つ存在となった「風の会」、時に「嵐」と間違えられながら、障害に関する映画はもちろんコンサートや人形劇などの開催依頼が入って来て、まるでイベント屋さんのように育った。その都度の達成会を味わいつつ、どこかで満足感の足りなさを感じていたころ、図書館で出会ったのが「やさしさと出会う本」だった。観に来た人としか感動を語り合えないイベントとは異なり、本はいつでもどこでも何度でも読むことができ、遠くの人とも共に思いを伝え合うことができる。

「これだ!」と思ったすぐ後、タイムリーにも米子の本屋さんの大規模なブックフェア企画の端くれに加わることとなり、「やさしさと出会うブックフェア」の一員となった。でもこれも考えてみればイベントであった。開催後に手元から消えゆく本たち‥なんとかとどまって頂きたい‥と始めたのが「風の会文庫」である。

当時まだ中学生だった会の子どもたちも、立派に大人になった。私たちも年をとった。世の中の仕組みも変わっていっている。あのころ必死で子育てやイベントをやっていた私たちが原始人のように感じる。

そんな中で文庫だけは、新しい本を迎えつつ変わらずに生きている。時折貸出依頼が入る。主に小学校からだが「○○をテーマの児童書や絵本を貸して、子どもたちに△△特別支援学校の子どもと交流させたいので」とか「子どもたちに本屋さんになってもらい本紹介を書かせたい」など、目的は様々でも子どもたちが本を通して障害のある人と出会っているのはうれしい。文庫の中にこのところ漫画が多くなった。このわかりやすさと読みやすさに「いいねー」を送りたい。子どもたちにはすこぶる人気だ。

さて発達障害のテーマの本が増えている。発達障害と診断を受ける人が多くなり、発達障害の人と接する人も増えているためだろう。子育てに悩む親に手渡してそれとなく子どもの特性理解を深めてもらったりもできるのは、本の大事な役目で使命のはずだ。

風の会文庫に入って頂く本との出会いは、チャンスに任せているのでどんどん文庫が膨らんでいってはいないのだけれど‥気に入った本のゲットできた日のビールはおいしい!

風の会文庫;障害をテーマとする絵本、児童書、マンガなど。
2017年現在約1100冊

所在地:島根県松江市北田町86-45 武田宅

*文庫は常時オープンしています。
*学校貸し出し(貸し出し期間:約1学期間 賃貸料2000円)
個人貸し出し(貸し出し期間:要相談 賃貸料 無料)

問い合わせは、代表 武田信子まで 090-9418-3287



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