世界のバリアフリー絵本展 IBBY50周年記念版
*下記は↓2003年~2005年にかけて開催しました絵本展の「開催要項」と開催記録です
世界のバリアフリー絵本展
♥PICTURE BOOKS FOR ALL CHILDREN
主催:(社)日本国際児童図書評議会(JBBY) 日本ユニセフ協会
後援: 絵本学会
企画:国際児童図書評議会(IBBY)障害児図書資料センター JBBY世界のバリアフリー絵本展実行委員会
協力: ふきのとう文庫(北海道)東京布の絵本連絡会 むつき会(東京) 対馬貞夫氏&聖和幼稚園(兵庫)てんやく絵本ふれあい文庫(大阪)わんぱく文庫(大阪)
◆開催趣旨◆
♥PICTURE BOOKS FOR ALL CHILDREN とは ・・・・
社会の豊かさ・文化の真の豊かさとは、自分とは「違ったもの」を受け入れ、止揚して作
り上げられていくものではないかと考えます。「障害」があるという状態を、その人の個性としてありのままに受け入れていこう、共に生きていこうという考えは、日本にも言葉として入ってきてはいても、具体的な生活の中ではまだまだ実現していない面も多々あります。ひとときを、心温かくひびきあって周りの人々と時と空間を共有できる体験は、子どもにとって、人にとって、生きていく大きな喜びとエネルギーになります。絵本は大事なそうしたひとときの媒介となり、いのちを輝かせる力をもつものです。「障害」があろうがなかろうがすべての子どもたちが、絵本の楽しさや、絵本が子どもたちに寄り添いひびきあう力に出会えますように願っています。
♥日本初の絵本展開催!
この絵本展は、IBBY(国児童図書評議会)のプロジェクトのひとつIBBY障害児童図書資料センターが、長年にわたり世界中から収集した4000冊の中から、IBBY50周年を記念し、センターの方で17カ国、43タイトルの本をセレクトし絵本展として企画したものです。どの絵本も「障害」のあるなしに関わらず、「障害」を越えてともに楽しめるように工夫されており、ノーマライゼーションの理念が43タイトルの本を通しメッセージされています。大変社会的価値の高い絵本がそろっています。絵本展巡回にあたりましては、こうした本の存在や必要性を社会の皆様に知っていただき、日本ではまだほとんど取り組まれてない分野の本も、今後研究開発が進み、普及されていきますことを願っております。このような絵本展開催は日本初の試みです。
◆開催要項◆
◎ 対象 小・中・高校・大学、図書館 または展示会場のある団体
◎ 展示内容
♥A.世界のバリアフリー絵本 17カ国43タイトル46冊+邦訳本(現在5冊)
キャプションつき(A5サイズがほとんど。一部A4のものもあり)
♥B.国内のバリアフリー絵本 約20冊(出版本6冊 手作り本15冊前後)
説明パネルつき(B4サイズ)
♥C.パネル約10枚 B3サイズ
◎ 開催条件
♥期間:2005年7月まで
♥費用:展示物送料実費、企画手数料5万円(一会場につき)
*絵本展示にかかる費用は開催者負担
◎ その他
♥開催期間中、日本のバリアフリー絵本関係の講演会ないしはワークショップなどの、講師のご紹介をいたします。ただし、それらに関わる費用は全て開催者負担となります。
♥開催者独自の企画を付け加えていただく事も構いません。
▲「世界のバリアフリー絵本展」絵本カタログを1冊700円でJBBY事務局で販売しています。
また、この絵本展の中の本15タイトルを、東京都目白に洋書絵本の店「絵本の家」で手に入れることが出来ます。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~ehonnoie/ibby.html
世界のバリアフリー絵本展開催決定場所一覧 (2005.8.16.現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■IBBYカタログへのリンク
https://static.torontopubliclibrary.ca/da/pdfs/37131160070264d.pdf
■国際子ども図書館展示リスト記念版 (書誌情報 国際子ども図書館所蔵の有無など)
http://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/pdf/2005-02-a.pdf
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