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さわるえ&てんじつき 『どちらが おおい? かぞえるえほん』発売開始

著・デザイン むらやまじゅんこ 小学館

表紙「ながいえんぴつと みじかいえんぴつ。 どちらの ほんすうが おおいかな?」
鉛筆の色彩の美しさはご覧のとおり。鉛筆の軸の部分はむっちりとした面でさわれる隆起印刷、削られた芯のてっぺんに向かっては、削られているような触感になっており、その芯のてっぺんにむかっても真ん中を少し隆起して盛り上げてあり、丸みを感じるようになっています。

「いけで およぐ メダカを みつけた。かずが おおいのは みぎむき?ひだりむき?」のページでは、横向きの魚の形で、左右の区別を探るのですが、面隆起にさらに丁寧にふちどりをもう一段高く隆起させたり、点隆起を口のはじに加えたり、さわることへのよりわかりやすさを追求工夫しています。裏表紙はおはじきが隆起印刷されていますが、まるで本物が張り付いているようです。12種類のさわる絵は、今できる隆起印刷の最高峰の技術を組み合わせて、デザインされています。絵をさわれるようにするという発想ではなく、今の隆起印刷で描けるさわる絵をイラストとして、作られた美しい絵本です。

数えることの難易度も高く、左右上下概念や物の形などもさわって遊びながら楽しめるようになっています。