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福島からの発信 その11

今年の「未来の祀りふくしま」のふくしま未来神楽(創作神楽)は、
第7番「呆然漠然巨人」

内容は、福島市内に小さな島のように鎮座する小高い山「信夫山(しのぶ)」に
伝わる伝説をモチーフにしたとのことです。

以下は作者和合亮一さんのコメント。

――『たんがら』と呼ばれるかごを使って土を撒き、
できたのが信夫山という信夫山の大男=大徳坊の伝説。
大男=「大徳坊(だいとくぼう)」の存在と、今を生きる小さい私たちの存在や
震災で失われた何万という命を「小徳坊(しょうとくぼう)」と名付け、
その「1:何万」の対比を描く。
最後に大徳坊などの「坊(ぼう)」という文字は、希望の「望(ぼう)」へと変わる。――

ゲスト神楽は石見神楽。

団長だった三原董充さん、2年前の「未来の祀り」で石見神楽を上演されてまもなく、
交通事故で娘さんを亡くされあと、長年つづけていた集団登校の子どもたちの見守り活動中に軽トラックにはねられて亡くなられてしまいました。きっと天国からお嬢さんといっしょに、神楽をみまもってくださることでしょう。