福島からの発信 その3 「避難体験記録 ―原発事故に揺らぐ自主避難者の想いと決断―」
福島からの発信 その3 「避難体験記録 ―原発事故に揺らぐ自主避難者の想いと決断―」
発行:NPO法人りょうぜん里山がっこう
自主避難から帰還された、伊達・福島県北地方の14人の母親たちの切々たる想いと決断が綴られています。
表紙の裏には、こんな1篇の詩があります。
風に刻まれた想い 「三・一一」
渡辺智教 (あとりえとおの)風はたしかに知りたもう
愛し子 守ろうとしたその想い「三・一一」あの日 があって・・・
想いのなか 迷いのなか
その地を後にしたこと
その地に留まったこと
・・・いま ここにいること裁いていい者など
なじっていい者など 誰もいやしない風はたしかに知りたもう
愛し子 守ろうとしたその想い
風は永久(とわ)に知りたもう
A4判で56ページ。冊子は福島県内の自治体や各県の支援団体に配られ、希望者には無料提供してくださるそうです。
連絡先はNPO法人「りょうぜん里山がっこう」080(3339)0657。