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宮城県女川町 「Base ございん」で、ちいさなおはなし会開催


【PDF】
福島の子どもと子どもの本に長年ご尽力されてきた遠藤ヒロ子さんが、東日本大震災の時に、たくさんの絵本作家さんや児童文学者たちが「子どもたちへ〈あしたの本〉プロジェクト」、「小さな花束展」「手から手へ展」等を通し、被災地の子どもたちの応援のために寄せてくださった直筆画やメッセージ、絵本原画などを、身銭を切って買い集められ、それらを常設する展示室を宮城県女川町に開設されてから1年ほどが経ちます。
コロナでなかなか人が集うことができませんでしたが、このたび幼年童話作家すとうあさえさんが「ございん」を来訪され、小さなおはなし会を開きました。この展示室は奥会津の豪雪地帯で、160年のいのちのつながりを見守ってきた、ヒロ子さんお母さまの生家(福島県大沼群金山町水沼)の柱や梁、建具を再利用し、津波で流されてしまったご主人孝悦さんの実家、宮城県牡鹿郡女川町に建設したものです。

(上)移築前の築160年の古民家   (下)移築後のBase ございん

160年生き抜いた柱や梁が温かく人を見守ってくれる「ございん」の居心地の良い座敷に
女川の可愛い子どもたちが集って、すとうさんの紙芝居や 『はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ』の
読み語りを熱心に聴いていました。

すとうあさえさん

「Base ございん」を運営されている遠藤孝悦さん・ヒロ子さんご夫妻

*「ございん」は女川の方言で「来てくださいね」という意味だそうです。