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広瀬浩二郎さん考案のさわる絵本 『音にさわる ーーはるなつあきふゆをたのしむ「手」』刊行

作:広瀬 浩二郎,絵:日比野 尚子 偕成社1540円

以下は広瀬さんご自身からのこの絵本のご案内です。

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既存の絵本を点訳・触図化するのではなく、イラストレーターの日比野尚子さんと協働して、「見ても楽しい、さわると、もっと楽しい」「さわらなければ、おもしろくない」絵本を具体化しました。 「触読」という読書法をユニバーサル化する試みでもあります。 偕成社の編集者のアドバイス、田中産業のUV印刷技術によるサポートを得て、触感豊かな絵本が完成しました。
絵本は、「さわるくん」という主人公が視覚以外の感覚を総動員して、春夏秋冬を満喫する「音探し」がテーマとなっています。じつは、この絵本を創るに当たって、僕は21世紀版の「耳なし芳一」を描く
ことを意識しました。 その辺の思いについては、絵本裏面の「あとがき」で紹介しています。絵本に掲載されているQRコードから、著者による「あとがき」の音読を聴くこともできます(音訳ボランティアさんにはダメ出しされてしまいそうなへたくそな音読ですが、心を込めて読者に語り掛けたつもりです)。
視覚・触覚・聴覚で楽しめるこの絵本を、ぜひ一人でも多くの方に届けたいと願っています。
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広瀬さんのご好意で、絵本の定価は1540円(税込み)ですが、著者割価格での販売を広瀬さんが仲介くださいます。

著者割価格=1232円
1冊の送料=300円
2冊~4冊の送料=500円
5冊以上の送料=無料(サービス)

 なお、振替用紙同封での後払いとなりますので、振り込み手数料は購入者のご負担でお願いします。

申し込みは、著者仲介となりますので、広瀬さんまでメールでお申し込みください。
申込先:hirose@minpaku.ac.jp

なお、この絵本は、現在国立民族学博物館で開催中の特別展「ユニバーサル・ミュージアム ――さわる!“触”の大博覧会」に合わせて、特別展の趣旨を理解するための「手引書」として刊行されました。
特別展に関しては https://www.bf-ehon.net/archives/4233 参照ください。