国内巡回中「世界のバリアフリー児童図書展2019」の訳本2冊を紹介します。
スウェーデンの愉快な絵本
『うっかりおじさん』
エマ・ヴィルケ作, きただい えりこ訳 朔北社
出版社からの内容紹介
「〇〇〇みなかったかい?」と、うっかりおじさんが読者に話しかける形で、お出かけの準備が進んでいく絵本。読者は時々、めがねをかけたり、変なものを渡したり、「うっかりおじさん」との楽しいやりとりも。さてさて、身支度を整え、出かけようとするうっかりおじさんですが……。あら、大変!とても大切なものを忘れていますよ!その結末に思わず笑っちゃう、ユーモアたっぷりスウェーデンの絵本です。
スウェーデンの優れた絵本に贈られるエルサ・ベスコフ賞受賞
インドの美味しい料理が出てくる絵本
『トゥクパをたべよう インドのごちそうスープ』
プラバ・ラム,シーラ・プルイット作, シルバ・ラナデ絵, 雨海弘美訳
出版社からの内容紹介
目の不自由な男の子ツェリンは、おばあさんと二人でチベットの山岳地方に住んでいます。大好物のごちそうスープが晩ごはんに出る日、ツェリンはうれしくて、帰る道々に出会う人々をごはんに誘いますが…。音やにおい、手触りでツェリンが味わう世界をいっしょに楽しめる絵本です