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世界のバリアフリー絵本展の募集のおしらせ


世界のバリアフリー絵本展2015募集要項
世界のバリアフリー絵本展 2015
―― IBBY 障害児図書資料センター2015推薦図書展 ――

主催:日本国際児童図書評議会(JBBY)
企画:国際児童図書評議会(IBBY)障害児図書資料センター
JBBY世界のバリアフリー絵本展実行委員会

 日本国際児童図書評議会では、2003年から、IBBY障害児図書資料センターのコレクションを、「世界のバリアフリー絵本展」というタイトルで巡回展示してきました。このコレクションは、展示会を見に来てくださる方々にとって、初めて見たり読んだりさわったりする本が多く、そういう本を必要としている子どもたちが社会に共にいるのだということ、世界の知恵と工夫が、本にあるバリアを超えていくアプローチや更なる可能性につながるということを、展示会を通じて発信してきました。

2016年4月からスタートする展示会では、IBBY障害児図書資料センターの2015年度のコレクション50タイトルを紹介します。世界21カ国から選書されています。IBBY障害児図書資料センターは、2014年3月に、ノルウェーのハウグ特別支援学校図書館リソースセンターから、カナダのトロント市立ノースヨーク中央図書館に移転しました。これがそこのスタッフによる初の選書となっています。一般絵本のカテゴリーを「ユニバーサルアクセス」としたり、やさしく読める図書というジャンルはなくなり、ディスレクシアというジャンルができたりと変化があります。今回もコレクトされた本を通して、世界の障害のある子どもたちの本について様々なメッセージを受け取ることができます。日本からは4図書、布の絵本のカテゴリーに『むし』(ふきのとう文庫)、さわる絵本のカテゴリーに『さわるめいろ』(作:村山純子 出版社:小学館)、 ユニバーサルアクセスのカテゴリーに『サンドイッチいただきます』(作:岡村志満子出版社:ポプラ社)、障害を理解する図書のカテゴリーに『アイちゃんのいる教室』(文・写真:高倉正樹 出版社:偕成社)が、推薦され、世界に発信されました。

 IBBY/JBBYは、展示会を通して、どんな子どもたちも本を通じた社会参加が平等に出来ることを願い、こうした本の製作や出版がますます盛んになることを願っています。

【開催要項】

◎ 対  象 小・中・高校・大学、図書館または展示会場を用意できる団体
◎ 巡回期間 2016年4月から1年間

◎ 展示内容 (予定)
*IBBYコレクション(世界のバリアフリー図書)50作品+邦訳本(現在3冊)
*ふきにとう文庫作品3タイトルを推薦図書に加えて展示
*キャプション50枚(B5サイズ) 点字、i-Penを使った音声案内つき
*パネル10枚(B4サイズ) i-Penを使った音声案内つき
*展示作品リスト(英語版、日本語版、点字版)
*i-Penペン(本体・充電器)

◎ 開催条件
*貸出期間 1会場2週間を原則とする
*費用 企画手数料 1会場につき40,000円+税
送料実費 往復約12,000~15,000円
(専用ボックス 54cm×38cm×20cm 3個口) 
*その他 展示にかかる費用は開催者負担

◎ 留意点 少数出版のため再入手困難な本や、パーツがはずせる本、壊れやすい本などがあります。会場には、必ず絵本を管理するスタッフを随時付けてください。
◎ その他 開催者独自の企画を付け加えていただく事も構いません。

 ● 問い合わせ先・申し込み先
JBBY世界のバリアフリー絵本展実行委員会
〒162-0828 東京都新宿区袋町6番地 JBBY事務局内
TEL:03-5228-0051  FAX:03-5228-0053