未来の祀りでは、昨年、日本で最も神楽が盛んな地域といわれている島根県益田町の石見神楽が上演されました。
団長の三原董充さんは神楽を巡るシンポジウムでもお話してくださっていましたが、それから半年もたたないうちに、島根県益田市の国道で、集団登校の子どもたちの付き添い中に、軽トラックにはねられて亡くなられてしまいました。
三原さんは33年前に娘さんを交通事故で亡くされてから、二度と悲劇を繰り返さないようにと子どもたちの登下校をボランティアで見守り続けておられたということでした。
ご葬儀では、神楽の白衣、袴、えぼしをつけ、太鼓と笛の音で見送られたそうです。