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♡宿願成就 『共に育つ社会のドキュメント 日本のバリアフリー絵本の展開と課題』 発刊!

『共に育つ社会のドキュメント:日本のバリアフリー絵本の展開と課題』
攪上久子著 樹村房2026
定価 3,850 円 (本体 3,500 円+税 10%)
*活字の読みにくい方たちには、テキストデータの提供があります。
https://www.jusonbo.co.jp/books/331_index_detail.php

日本のバリアフリー絵本の草創期を支えたのは、切実な願いから生まれた「手作りの本」でした。しかし、これらの足跡を記す資料や文献は極めて限定的で、体系的な整理もなされていない現状にあります。年月の経過とともに関係者の高齢化や他界により、貴重な記憶の伝承は困難になりつつあり、資料が散逸してしまう前に、その展開を掘り起こして記録(ドキュメント)したのが本書です。

さらに本書では、バリアフリー絵本の構造的な課題にも切り込んでいます。バリアフリーは、葛藤(コンフリクト)を繰り返しながら発展するものです。バリアに向き合い、超えていく歩みが「共創」によってなされていくことの重要性も提示しました。

現在もなお、バリアフリー絵本は「絵本」「子どもの文化」として社会的に十分認知されているとはいえず、学術的な研究プラットフォームも未確立です。本書が、その研究を一歩先へ進める一助となることを願っております。