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『教育と医学』2026年7・8月号「バリアフリー絵本の世界(43)」に、故・牧口一二氏のエピソード絵本が登場。牧口氏は、障害の有無による「違い」を力に変え、インクルーシブ社会へのやさしい案内人でした。執筆は、障害学研究者で絵本作家の三島亜紀子さん。

この絵本については以前このHPで紹介しました。以下を参照ください。
https://www.bf-ehon.net/archives/6213

編集:教育と医学の会 発行:慶應義塾大学出版会隔月刊
発売日:[紙版]偶数月27日 [デジタル版]毎奇月1日
価格:[紙版]840円 定期購読:年4,650円(税・送料込)[デジタル版]760円
https://www.keio-up.co.jp/kyouikutoigaku/

今号特集は、「子どもと大人のウェルビーイングをめざす教育」
https://www.keio-up.co.jp/book/b10171175.html

こちらから試し読みもできます。
今回第3回となりますが、前々号より〈児童書からよみとく教育思想〉という連載が始まっています。執筆者は鈴木優氏(日本大学芸術学部専任講師、ドイツ教育思想史が専門))

第1回は「子どもに世界を示すこと ーコメニウス「世界図絵」
 私は「世界図絵」(1658)は文字のみだったそれまでの教科書(子どもの本)に絵=図というものが取り入れられ、子どもたちにわかりやすさを提供した元祖バリアフリー絵本ではないかと考えています。
第2回は「児童書の誕生 ―発見された<有益な娯楽>」
子どもの本と大人の本が分離していったことを両義的に考察し、ドイツでの児童書の本格的な登場の前に「児童雑誌」があったことを明らかにしています。
そして今号第3回では、「ドイツのロビンソン・クルーソー ー汎愛主義者カンペの教育プロジェクト」
ドイツに本格的な児童書が登場したのはカンペの「ロビンソン二世」(1779)。カンペは当時の教育思想の主流だったルソー(フランス)『エミール』のドイツ語翻訳者で、ルソーは子どもの読書には否定的でした。しかし、唯一絶賛したのはデフォーの『ロビンソン・クルーソー』だったそうです。カンペはそれを教育的に改作し、当時の流れにうまく乗りつつ児童文学作家として成功をおさめたようです。
さて次号の内容は・・・?