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『トゥエンティファースト』加藤達夫著

本の紹介
『トゥエンティファースト』加藤達夫著 自主出版

『トゥエンティファースト』加藤達夫著

「ダウン症の桃子は20歳を超えてから、健常者になるための手術を受けることになった。
無事手術は成功し、桃子の知能は向上していく。しかし、成長の過程の中で、猜疑心が芽生え、他者と自分を比較するようになり、過去の悲しい記憶が蘇っていく。喜びと戸惑いが交錯しながら、桃子を支え続ける家族。障害とは何か、人間の幸せとはどこにあるとかを問いかける実験小説(裏カバー記載より)」

著者が、ダウン症である妹さんをモデルに書いたフィクション。
新型出生前診断 などの優生思想が強まっている今日、世の中に問いかけるものは大きいのではないでしょうか。

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本と一緒に郵便局と銀行の振込口座を書いた文書を同封くださるそうです。